元刑務官が明かす死刑はいかに執行されるか 日本文芸社 坂本敏夫   元刑務官が明かす
死刑はいかに執行されるか
日本文芸社
坂本敏夫
ISBN4537251352

実録!!死刑囚の処遇から処刑まで!!
死刑制度は永久になくしてはならない!?

死刑囚監房、処刑の瞬間、執行官の苦悩・・・・
すべてを見てきた元刑務官が公開を許されなかった禁断の真実を初公開!!

体重が死ぬまでの時間と関係があると、二十数回、執行人として
立ち会った看守部長が言う。この男は六十五キロだから、二十分
近くかかるのだろう。口から黄色い吐しゃ物が押し出される。
これも断続的、顎を伝い胸を汚す。顔面が蒼白になり、死人の色になった、痙攣もなくなった。
(中略)脈がなくなる。しかし心臓は動いている。(中略)死人や重病人、瀕死の重傷者を見る
のとはわけが違う。内蔵が飛び出すほどの怪我人を見る方が、
吊られて刻々と死に行く人間を見るよりも、耐えられそうだ。
(本文より抜粋)

本日ただ今、ひょっとしたら日本のどこかでおこなわれているか
も知れない死刑の方法がこの本に書かれている。
『死刑囚がかわいそう』『国家権力はけしからん』という視点
で書かれたものは、死刑囚が美化され全く別人になっていたりも
する。近年国会議員の間で死刑のことが話題になり、超党派の
議員による法案提出の動きがあるやに聞いているが、私には、
選挙の票につながる死刑廃止、終身刑導入とはどんなものなのか
よくわからない。ただ、議員たちが今の死刑がわからないまま、
容易に法案を作成しようものなら、お寒い司法の現実から、日本
という国はさらにひどい国になってしまう可能性がある。
死刑の執行現場にいたというだけでこの本は書けない。
死刑囚の側の情報があってはじめて死刑が語れるからである。
その重要な部分で私をサポートし、時には力をあたえてくれたの
が、死刑囚の関係者であるT子さんとY子さんである。
彼女たちは、たった一人で死刑囚と正面から向き合い、本音だけ
で十年以上も付き合ってくれている。死刑囚を日夜処遇している
刑務官の側から見れば、死刑囚の心情の安定に寄与してくれる正
に頭が下がる存在なのである。(本書はじめにより)

目次
第一章 二〇〇一年 死刑執行はかくなされた
 実録・死刑囚が処刑されるまで
  よもやの執行命令
  異例の年末執行はなぜ
  『拘置所看守は人殺し!』
  執行二日前・あと四〇時間他
第二章 これが現在の処刑だ
 超極秘事項としての死刑執行
  死刑囚処遇の変わりよう
  失敗は許されない
 劇画・死刑執行
第三章 拘置所の日常と死刑囚の生活
 刑務官と死刑囚、その知られざる日常
  逃がすな、自殺させるな、証拠隠滅を阻止せよ
  死刑を求刑された被告人の房若無人
  朝を迎える恐怖
  気の毒な死刑囚
  死刑囚の特別な処遇とは
 図解・死刑囚の生活
第四章 初めて明かされる死刑囚監房の真実
 死刑囚VS拘置所
 死刑囚監房物語
第五章 殺人犯、その裁きの現場
 極悪人たちの素顔
  罪悪感はきわめて希薄
  死刑判決に不適な笑みを浮かべる強盗放火殺人犯
  ウソと演技で減刑!?
 女の殺人事件は時代を写す鏡
  五、六年刑務所に行けば済むのなら
  母性をなくした女たち
第六章 死刑を執行するということ
刑務官という職業
 「処遇官」と「執行官」
 執行に関わる刑務官の苦悩
 死刑囚舎房の担当は三年が限度
 死刑囚・島秋人
  「赦せるものなら」の願いを抱かせた死刑囚
  「遺愛集」に込められた島の思い

1300円(税別)



元刑務官が明かす死刑はいかに執行されるか 日本文芸社 坂本敏夫 単価 1,300円 購入数

備考

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