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仕事が人をつくる
岩波新書
小関智弘
技術や技能を、どんな人が身につけて、
どんなふうにものをつくるのかということに、
わたしは強い関心を抱いてきた・・・
研削工、瓦職人、染色工、歯科技工士、大工の棟梁、
椅子作り職人、空師と呼ぶ高い木の剪定師等々、
働きながら仕事の奥行きを発見し、
人となっていく過程を描き出した町工場作家小関さんの新しい旅の記録。
ずっと町工場の事を書いてきた。
しかし技術や技能のことよりは、そういう技術や技能を、どんな人が
身につけて、どんなふうにものを作るのか、ということにわたしは
強い関心を抱いてきた。それがどんな人なのかをいつも書きたかった。
雑文という棚が図書館にふさわしくないのだとしたら、人間学(それもおかしなものだが)
みたいな棚はないものか、そんなコーナーがあれば、この本も
そこに納められることになるのだろう。
(本文より)
目次
研削仕上げがライフワーク・・・児玉繁光
真似のできない深絞り・・・岡野雅行
望遠鏡から宇宙へ・・・中村義一
瓦工場の上仕・・・小久江豊
染色のデジタル化に挑む・・・久保下信夫
義歯に銘は打てないものか・・・石井三男
棟梁は故郷の山を見る・・・佐藤操
寝心地のよい蒲団をつくる・・・松尾浩光
デパートのオーダー椅子を作り続けて・・・長谷川清一
東京の空師三代・・・飯田清隆
聞き書きのあとがき
680円(税別) |