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山頭火と四国遍路
平凡社
横山良一
ISBN4582634060
《ひよいと四国へ晴れきっている》
放浪の俳人・種田山頭火の句集をポケットに、
四国八十八ヶ所を歩くポップドキュメンタリー
歩かない日はさみしい、
飲まない日はさみしい、
作らない日はさみしい、ひとりでいることはさみしいけれど、
ひとりで歩き、
ひとりで飲み、
ひとりで作っていることはさみしくない
山口県山口市、湯田温泉。山口ゆかりの金子みすゞや中原中也
や宇野千代と並んで、漂泊の俳人として知られる種田山頭火の
ポートレートを使った観光ポスターが目に留まった。
それが外から見えるように貼られていた観光案内所から路地に
入ると商店街で、すぐに中原中也記念館がある。
さらに進み、T字路を左に曲がると、湯温山龍泉寺があり、
寺に隣接して今にもくずれそうな四畳半一間きりのあばら家が建っていたという。
それが「風来居」と呼ばれた山頭火の庵である。
温泉三昧、酒三昧の湯田温泉での一浴一杯の極楽生活に
分かれを告げ、死場所をさがす最後の旅に出るために、
山頭火は「風来居」をあとにした。
昭和十四年九月二十七日のことである。
(本文より)
目次
種田山頭火とは/始まりは母の自殺/尾崎放哉と金子光晴/
放浪行乞/再び、魂の旅へ、そして庵住/山頭火を知る最後の
俳友/ひよいと四国へ/松山にて/句日記をつけつつ/
遍路日記/再び、松山へ/終の栖「一草庵」」の日々/
山頭火の四国遍路地図/略年譜/四国八十八カ 所ガイド
山頭火と四国遍路 平凡社 横山良一
1600円(税別) |
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