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沖縄ウミンチュ
一人追い込み漁に生きる
河出書房新社
仲村善栄
ISBN4309015662
86歳、今なお現役。
ウミンチュ(漁師)として生きる善栄ジィ。
青い空と海の中で、日々黙々と「一人追い込み漁」を続ける最後の海人。
その生き方が数多くの人々の共感を呼んでいる。
自ら人生の全てを語り尽くす初の自伝。
1917年(大正6)年の生まれですから、今年(2003年)で86歳になります。
もう長いことウミンチュをやってきたですから。
ウミンチュというのは沖縄の方言で漁師のことです。
漢字で書くと「海人」です。わたしの生まれた本部町の健堅は、
明治のころから漁業が盛んなところでした。父も根っからのウミンチュだったですから、
小さい時から父と一緒に海に出て仕事も手伝っていたですよ。
当たり前のようにウミンチュになって、海といっしょに生きてきたです。
若いころはアギヤー(大規模な追い込み網漁)でグルクン(タカサゴ)や
ヒカーグワー(スズメダイ)の群を追いかけたものです。
それはもう、たくさんのくり船で、海へ漕ぎ出していったですよ。
患ってからは小舟ひとつの一人追い込み漁です。
さあ、もう昔の活気に溢れていたころの面影はないです。
続けているのは、今の沖縄ではわたしぐらいかもしれないです。
(はじめにより)
目次
第一章 一人追い込み漁
一人追い込み漁/本部町/アギヤー/サバニ船団
糸満売り/戦争へ
第二章 「たびえみ」へ
戦後から/「たびうみ」へ/「鉄漁」とアメリカー
アギヤーの頭領に/善栄、病に倒れる/沖縄、日本に復帰
沖縄ウミンチュ 一人追い込み漁に生きる 河出書房新社 仲村善栄
1300円(税別)
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