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「おじさん」的思考
昌文社
内田樹
こつこつ働き、家庭を大事にし、正義を信じ、民主主義を守る.....
いまや風前の灯火と化した「正しいおじさんの常識」擁護のため
いま1人の論客が立ち上がった!
「正しいおじさん」たちがその生き方の支えとしてきた「常識」は
いまことごとく否定された。
聖なる労働も、暖かい家庭も、「桃太郎の正義」も、「話せばわかる」も、
かつて「日本の正しいおじさん」たちが心の支えとしてきた
基本的なモラルは、「歴史のごみ箱」へうち捨てられようとしている。
(・・・・・・・)
この危機的状況に際会し、ここで一肌脱いで、
「正しいおじさんたち」の陣容の立て直しに一臂の力を
貸してさし上げたいと思う。
(「あとがき」より)
「日本の正しいおじさん」の旗色がよろしくない。
「進歩的文化人」は罵倒の枕詞となり、「家父長」は打倒対象となり、
「常識」や「社会通念」は反時代的イデオロギーとして
ごみ箱に捨てられ、「正しいおじさんの常識」はいまや風前の灯である。
だがその灯をほんとうに絶やしてしまってよいのか?
日本が経済的に豊かになる主力となって、額に汗して
働いてきた「おじさん」たちは、急変する価値観・社会情勢のもと、
どのような思想的態度で世の中の出来事に処すべきなのか?
成熟したよき「おじさん」として生きるための必読知的参考書、
ここに誕生!
第1章 「おじさん」の正しい思想的態度
第2章 老人国日本にむけて
第3章 「説教」はおじさんの義務であり権利である
第4章 「大人」になること―漱石の場合
あとがき
1900円(税別)
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