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向田邦子の恋文
新潮社
向田和子
それは、いかにも姉らしい「秘め事」だった。
没後20年、初めて明かされる遠い日の一途な想い。
<そこには、私の知らない姉がいた。>
脚本家として独立して二年、姉向田邦子はやっと探していた
“なにか”をつかみかけていた。
惜しみなく愛情をそそぎ、あたたかく見守られながら。
急逝の直後に見つかっていた向田邦子の手紙とN氏の日記、
そして妹和子の回想で綴る姉とわたしの「最後の本」。
第1部 手紙と日記
第2部 姉の“秘め事”
帰ることのない部屋で
遺品の整理
茶封筒のなかの“秘め事”
『父の詫び状』へのお詫び
故郷もどきへの“嫁入り”
『ままや』の暖簾をたたむ
私の知らない姉
N氏との出逢い
父のよそ見
母の率直な思い
旅先のポートレート
茶封筒を開ける
二人の死
あとがきにかえて
ひとにぎりのナンキンマメ
1200円(税別) |