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くねくね日記
筑摩書房
田口ランディ
この日記に書かれている日々を思い出すと、
なぜか少し哀しくなってくる。
楽しかったはずなのに、どこか自分の中心がズレていた。
はしゃぎまわっているけれど
頭の奥の方にはいつもしんしんと雪が降っていた。
私はくねくねしていた。
自分の置かれた場所に馴染めなくて、居心地がわるくて、
体をくねくねさせてた。正座させられた中学生みたいな状態だ。
でも、いきなり作家というものになってしまったわけだし、
人生には多少の無理をしなければ
ならない時期というのもあるのだ.....。
さすがに年をとった分だけ図太くなった。
なんとか病気もせずに抜けきった。
私を救い続けて来たのは、書くと言う行為だった。
田口ランディ
contents
2000年8月・9月 いっしょにダンスを踊りましょう
2000年10月 人は成長ではなく分裂する
2000年11月 空っぽはけっこう面白い
2000年12月 朦朧として妄想に耽る年の瀬
2001年1月 妄想を封じ込めるのは妄想なのだ
2001年2月 寝てる間にも物語がすすんでいく
2001年3月 表現者を慰労してはいかん
2001年4月 世界の回転が速くなっている
2001年5月 転機には禊が必要なのだ
2001年6月 至福と苦悩は双子の兄弟なのだ
2001年7月・8月 私はいつも絶望しながら夢みている
2002年3月 あとがき
1600円(税別)
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