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図解 規矩術
理工学社
冨樫新三
ISBN4844535099
図でわかる建築の規矩術
●棒隅・振れ隅の小部屋材への墨付けをはじめ、反り軒を
含む軒回り部材、扇垂木の係数による割り出し法など、
作業の実際を明解に図説。
●墨付け実技は、勾殳玄法・作図法を用いて、
これに証明を加えたので、規矩の理論が実際の
墨付けに適用される理由が明確に分かる。
●初心者の規矩術独習書として、1、2級建築
大工技能検定試験合格を目指す受験者の参考書として、
一般大工職の技術向上訓練の指導書として好適。
■我国の建築には古くからの建築様式に加えて、仏教の伝来とともに
大陸から木造の建築技術が入ってきた。
そして、飛鳥・平安・鎌倉などの各時代を経て、現在にこの優れた
建築物を残している。また、優れた技術・技能は師匠から弟子へ、
さらのそのまた弟子へと、口伝と実働によって伝承されてきた。
我々の先祖は世界に類を見ないほど木を愛し、木に親しんで、
木の文化を築き育んできたわけであるが、この先人たちの偉大な遺産、
そして、我々の貴重な財産を絶やすことなく後世に伝え残すことは、
木造建築の伝統技法に携わる者の義務であり、使命であろうと考えている。
昔から日本建築は「屋根の建築」であるといわれている。
これについて筆者は日頃つぎのように考えている。
その第一は社寺建築に代表されるように、外観上屋根がよく目立ち、
そこに建築物の所在を知ることができること、その第二は屋根を構成する
小屋・軒回りの各部材を工作するには、すぐれた設計技術、
つまり規矩術が駆使されていることを意味しているのであろうと。
(本書はじめにより)
目次
第1章 規矩術とさしがね
1・1規矩術について
1規矩術の発展と衰退
2規矩術の意味
3規矩術の種類
4規矩術の適用
1・2さしがね(指金)
1さしがねの目盛り
2さしがねの表裏と目盛りの関係
3表目と裏目の関係他
第2章 勾配について
2・1勾配(勾配の表し方)
1平均配
2平均配と矩勾配
3返し勾配
2・2基本勾配図および各種勾配
1基本勾配図
2基本勾配図の各線分の求め方
3勾配の種類および勾配の出し方
第3章 垂木割の種類
3・1垂木割の種類
3・2垂木の種類
3・3軒回り部材の略木割り
第4章 入母屋破風の立て位置
4・1入母屋破風の立て位置の目安
4・2屋根の起こりと反り
第5章 棒屋根部材の墨付け
5・1棒隅屋根
5・2棒隅屋根部材の墨付け他
第6章 反り隅軒回り部材の墨付け
第7章 振れ隅屋根部材の墨付け
第8章 多角形屋根の墨付け
第9章 扇垂木屋根部材の墨付け
第10章ひよどり柱
付録 建築大工技能試験問題および解説
図解 規矩術 理工学社 冨樫新三
2900円(税別)
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