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監督中毒
ぴあ
三池崇史
ISBN4835600711
がむしゃらに仕事をしなければ何も生まれない。
彼は356日24時間、休まず映画を撮り続ける。
《少し長い前書き》
日本でいちばん忙しい監督、自分がそう呼ばれることが不思議だ。
違和感がある。助監督の頃からやっていることは変わらない。
いろいろな人間と出逢い、彼らと生きてきた。その流れの中で
いまの自分がいる。それだけのことだ。
悲しいことだが、映画の現場の将来を考えると、ぞっとする。
それを避けるためには、無関心でいるしかない。
だが、希望や可能性を信じることも必要なのではないか。
もし、俺が無茶苦茶なペースで撮っているように見えるとしたら、
自分たちのやっている仕事の中で方向さえ変えれば、もっと何か
を生み出せるかもしれない。楽しくやれるかもしれない。
と思っているからなのかもしれない。きっと、それは何かに逆らうということだ。
いろいろと思い出していこうと思う。どこにたどり着くのか分らない。
だが、これも俺にとっては、ひとつの節目だ。
俺が知っている人たちのことを書こう。彼らから、
とりわけ何かを学んだわけではない。ただ、一緒に時を過ごしただけだ。
だが、それは必ず何らかの形で自分の中に入り込んでいる。
そういう意味では、確実に影響を受けている。
(本文序章 現場より)
目次
序章 現場
第一章 監督たちとの出逢い
第二章 助監督が行く
第三章 テレビと映画との距離
第四章 監督として
第五章 リセット、そして再び始まるs
■著者紹介
三池史(ミイケ タカシ)
1960年、大阪府出身。横浜放送専門学校(現・日本映画学校)
在学中から、今村昌平監督の現場などに就く。
卒業後、今村監督、黒木和夫監督などの助監督を経て1991年
ОV作品、「突風!ミニパト隊 アイキャッチ・ジャンクション」で監督デビュー。
劇場公開作品以外にもテレビやОV作品も多数手掛け、ここ数年、
年間3本以上ノハンペースで様々なジャンルの話題作を発表している。
1998年の米国『TIME』誌にてこれから活躍が期待される監督として、
ジョン・ウー等と並び、10位に選出される。
また『オーディション』(2000)が第29回ロッテルダム国際映画祭で
国際映画批評家連盟賞とオランダ映画ジャーナリスト賞を
ダブル受賞するなど海外でもその才能は高く評価されている。
監督中毒 ぴあ 三池崇史
1600円(税別)
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