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「閑」のある生き方
新潮社
中野孝次
ISBN4103436026
「忙」の時代だからこそ「閑」を!!
本当の自分を生ききる思想がここにある。
社会に出て働くかぎり現代人は大抵の人が多忙を強いられている。
朝の通勤地獄から始まって、勤め先に行けば同僚との打ち合わせ、
仕事、会議、他社との連絡と交渉などで一日が過ぎ、退社時間が
来てもまっすぐ帰れる人はまずいない。職種によっては夜中近くまで
拘束される人もいる。これはみな勤め先のために働くのであって、
自分のために生きるのではない。仕事と自分の人生の意義とが
合致した人、すなわち仕事が天職であるという人は稀だ。
大方の人は生きるためにやむなく職業につき、就職したから
その勤め先のために働いている。仕事がイヤでならないという人は
少ないだろうが、そこに勤めたからその仕事をし、次第に
専門家になってゆくのが大方だろう。
では、人が自分だけのために生きる時とはどういう状態であるか。
これはその人の価値観によって決まることだから一概には言えない。
釣りが好きな人は休みの日に川や海に行って一日過ごすのを、
無上の楽しみとしようが、それはそれでいいのである。
楽しみとは己の己に対する関係の中にあるのだから。
(本文まえがきより)
目次
1 老年の準備は四十代から始めよ
2 自分一個の意識を徐々に高めてゆくべきこと
3 マインドの暮らしからハートの暮らしへ
4 生活を単純化すべきこと
5 少しずつ軸足を社会から私の方へ移してゆくこと
6 お金より「閑」を。
7 実践上の忠告あれこれ
8 エピクテートスの教え
9 万事に換えずしては、一の大事成るべからず
10祝福さるべきは、若者ではなくて、よく生きた老人である
11生きるのは「今ココニ」しかないと心得ること
12自分を信じろ。周りに流されるな。力むことはない。
13社会という車を乗り捨てる 加島祥造
14自足した定年後の人生、二、三の例
15自分の場合
16高雅・閑行、自在の身
「閑」のある生き方 新潮社 中野孝次
1500円(税別)
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