「一流」であり続けるために。
新潮社
小松成美
ISBN410444703X
世界が認める男たちの共通点。
それは 。
中田英寿、イチロー、武豊。
彼らは、何を、どう考え「自分」を維持しているのか。
「一流」に一番近い筆者が描く、闘う男たちの情熱と葛藤!
たとえトップに立ったとしても戦いは一瞬で終わらない。追いかけてくる誰かと、
幾度も競いあって行かなければならないのだ。
・・・・「あの選手は、過去から現在まで一流でありつづけている」と言わせることは、
頂点に向けてつき進ことより遥かに難しのではないだろうか。
私はふと「一流であること」の意味を考えることがある。
あることを成し遂げ、人々の尊敬を集めていることが一流の定義ではあるのだろうが、
それ以外にも、絶対に必要なことがあると私は思うのだ。
(本文より)
ずっと、プロのスポーツ選手や、オリンピックでメダルを目指す選手たちは、
特別な存在で手の届かない場所に立っているのだと思ってきた。
あの広大なトラックやスタジアムで、激しく純粋な感動を与えられる人々は、
「選ばれた人たち」なのだと知っていたからだ。
子供の頃からスポーツを観ることが好きだった私は、スポーツが起こす巨大な波に
身を任せることが心地よかった。
躍動する肉体によって生み出される偉大な記録や白熱したゲームに、感激がこみ上げ、
胸いっぱいになって広がっていった。
その火の玉のような感情は、やがて私の頭の中を真っ白にしてしまうのである。
どんな色にも形にも、言葉にもたとえることができない選手たちの姿を、
ただ呆然とみつめることしかできなかった。
(本書まえがきにかえてより)
目次
中田英寿・・目的はたったひとつ
ヴォリオ ウン アロスト
ローマの中田英寿
AFTER THE WWU
イタリアで培ったもの
勝つために、ここにいる
“彼の”記事であると同時に“自らの”歩みでもあった他
イチロー・・野球を仕事だと思ったこと、ないんです
恋するイチロー
しなやかな魂〜イチローinアリゾナ
解放される喜び
メジャー開幕戦
武豊・・競馬をスポーツとして楽しんでもらいたい
熱狂と重圧
アスコット競馬場の武豊
孤独なアスリート
最高峰のジョカトーレたち
ローマのプリンチペ トッティ
“東欧のマラドーナ”ハジの引き際
「今日が人生最良の日だ」とパレルモは泣いた
進化する日本サッカー
キャプテン前園
“フランス人”トルシエ
川口能活 弾力のある魂
頂点を目指す男たち 子供たちが憧れてくれる選手になりたい
NHLのヒーロー
フィリオKO
格闘技界のキーパーソン、小川直也はチョット怖そう
アンディ・フグとフランシスコ・フィリオ
松井秀喜インタビュー
1400円(税別)